concrete5とWordPress

今回、何の因果か concrete5 と WordPress の両方でサイトを作成する羽目になったので、その時の経緯を記事にしてみました。
concrete5とWordPressのどっちを選ぶか悩んでいる人への参考になればと思っています。

なお、この記事は特定の技術・製品の優位性を主張するものではありません。

CMS… だ… と…?

自作アプリの紹介ページを公開するため、10年以上契約したまま放置していたレンタルサーバを久々に調べてみると、CMSではconcrete5。ブログではWordPressが、それぞれボタンを1つクリックするだけでインストールできることを発見しました。

何だか便利そうなモノだと予想はしましたが、正直最初に浮かんだのは「CMSって何やねん?」だったので、とりあえずググります。

CMSとは

コンテンツマネジメントシステム(英: content management system, CMS)は、ウェブコンテンツを構成するテキストや画像などのデジタルコンテンツを統合・体系的に管理し、配信など必要な処理を行うシステムの総称。
2005年頃より一般的に普及したといわれる。コンテンツ管理システムとも呼ばれる。WikiPedia

昔、自分がサイトを作っていた頃は、PCでコツコツhtmlファイル作って、FTPでサーバにアップロードし終わった瞬間に公開完了。
と言う手順でしたが、今ではブラウザがあればサイトの作成~メンテナンスまでできるよ 的なツールの総称だと概要を理解。

でも、WordPressもブログだと言うならCMSと同じじゃね?と思いWordPressもググります。

WordPressとは

WordPress(ワードプレス)は、オープンソースのブログソフトウェアである。PHPで開発されており、データベース管理システムとしてMySQLを利用している(後述のプラグインよりSQLiteでの使用も可能)。単なるブログではなくCMSとしてもしばしば利用されている。
b2/cafelogというソフトウェアのフォーク(後継)として開発、2003年5月27日に初版がリリースされた。GNU General Public License (GPL) の下で配布されている。WikiPedia

違いがよく分からなかったので、もう少し詳しく調べた後の感想が以下の表です。
# あくまでも感想です。事実と違う場合は指摘お願いします。

concrete5WordPress
料金本体の使用は基本無料本体の使用は基本無料
動作環境PHP + MySQLのオープンソースPHP + MySQLのオープンソース
レスポンシブ対応
プラグイン対応
テーマ対応
複数ユーザによる更新
記事の作成のみ・公開可能などの詳細な権限が設定可能
ページの作成ブロックと呼ばれる部品をドラッグ・ドロップして配置することでページを作成する。
全てのページを統一的なレイアウトで作成することもできるし、企業ページのように、ページごとにレイアウトが違うようなサイトも作成できる。
 ブログの記事・固定ページのいずれかで作成する。
レイアウトは基本、テーマに沿ったページのみが作成可能

この時点で私は

  • 目的は自作アプリの紹介ページを作成して公開すること
  • 両製品とも目的を実現するための機能に差は無さそう

と考えていたので、いろんなタイプのページが作れるという宣伝文句に惹かれて、concrete5を選択しました。

初めてのconcrete5

ボタンを1つ押しただけで、concrete5のインストールが終わり、concrete5の基本操作サイトを見ながら自作アプリの紹介ページの作成を開始。

concrete5もWordPressと同じで、テーマを指定してサイトのデザインを変更できるので、日本製のStuccoという無料のテーマを選択。

ブロック(※ ブロックとはdivタグに近いものと考えてください)と呼ばれる記事ブロックや画像ブロックをページにドラッグ・ドロップすることでページが作成できます。Visual Studioを使ってWebFormを作るのに少し雰囲気が似てますね。
# 実際のユーザインタフェースはVisual Studioより遥かに洗練されていると思いますが…

操作の慣れは必要でしょうし、センスも必要だと思いますが、使い勝手は良さそう!が第一印象でした。

自作アプリの紹介ページで、画像の横に文章を回り込ませる箇所を作成していた時、最初の壁にぶつかりました。
右のキャプチャのようなレイアウトです。⇒

concrete5の記事ブロックは、WordPressの投稿ページと同じで画像も文章も両方挿入できますが、画像への文章回り込みがイメージ通りの表示にならず、解決方法をググると『concrete5 5.7用の画像と記事のブロックを作ってみた。』と言うサイトが見つかり、そこで配布されているカスタムブロックを使用することにしました。

# 今思えば、2分割レイアウトに記事ブロックと画像ブロックを配置すれば
# 良いだけだと思いますが、その時は思いつきませんでした。

特に凝ったページを作るつもりもなかったので、アプリの紹介ページも8割方完成。
作成する間なんとなく考えていたのが、サポート掲示板の設置についてです。
サポート掲示板が必要な類いのアプリではありませんが、今後に備えてconcrete5で掲示板を設置する方法を調べてみました。

これが第2の壁にぶつかる始まりで、どう調べてもconcrete5で掲示板を設置するには有料版しか選択肢がないという事実。

掲示板は即、設置する予定ではないので、有料版しかない状況に諦めを覚えつつ作成を進めていると、ブロックのリスト内に【コメントブロック】を発見。掲示板を設置しなくても、アプリの紹介ページにコメント機能があれば十分なので、コメントブロックを自作アプリの紹介ページにドロップしました。

コメントブロックを設置したページをプレビュー表示すると、コメント欄に名前やメールアドレスを入力する欄が無い!
# 今思えば管理者としてログインしていたから表示されていなかった
# だけなのかもしれません… 現状で確認する方法はありませんが…
# WordPressに乗り換えた時にも同じことで悩んだので…

この問題も、解決法が何も見つからず心が折れかけましたが、この時点での最優先事項が『自作アプリ紹介ページの公開』だと思い出し、作成を進めてページは完成。

公開前の最後の仕上げとして記事にタグを付ける方法をググります。
見つからない…
これで完全に心が折れました。

そしてWordPressへ…

公開予定に決めていた週末まで残り4日。
このままconcrete5を使用してサイトを公開するか、WordPressへ乗り換えるか悩みましたが、

  • 仕事ではないので多少の遅れは問題無い。
  • concrete5で知りたいことを検索しても解決法が見つかる気がしない
  • どっちにしても分からないならWordPressを試してみるのもアリじゃね?

と考えて、concrete5をズバッとアンインストール。
バックアップは自作アプリの紹介ページをhtml形式で保存しただけ
(文章部分しか使えませんし)
サクッとWordPressをインストールして情報集めを開始。

  • 掲示板も無料で作れる!?
  • ブログへのコメントは、フツーに名前もメールアドレスも入力欄がある?
  • タグは? WordPressの標準機能でサポート?

自分は、この2週間何で悩んでたんだろう・・・?

ちょっと知りたいことを検索すると、2~3クリックするだけで完璧な回答がほぼ見つかる状態に歓喜しつつ、4日程でこのサイトがオープンできました。

やっぱW.P.でF.A.?

端的な結論としては、『やっぱWordPressでファイナルアンサー』でしょうか。現状での情報量の差はいかんともし難いですし、急いで作成したい時では尚更ですね。

concrete5のアプリ自体は非常に使い易く良い製品だと思いますし、海外発のアプリなのに日本語で探せる情報も多いと思いますが、全く何も知らない初心者には、かなりハードルが高いと言わざるを得ません。WordPressのように体系的に解説しているサイトがconcrete5 Japan 日本語公式サイト位しか見当たらないことに加えて、疑問を検索しても、明快な回答が見つかることが少なく、落胆することも多いのは致命的です。

又、プラグインやテーマも有料のものが多いと感じたのもマイナスポイントの1つでした。
WordPressを使用していると、無料でもかなり使えるプラグインが多いと思うので、concrete5もそのような状況になって欲しいですね。

実際、concrete5は企業向けだと実感します。アフィリエイト関連の機能(プラグイン)や記事へのタグ等、個人のサイトには欲しいと思う機能でも、企業向けサイトには必要なさそうですし、やはり個人使用には、あまり向いていないのかもしれません。
# 本当に機能に含まれていないかは不明です。
# 私の探し方が悪いだけと言う可能性も高いです。

concrete5に否定的な記事に読めるかもしれませんが、私自身は少し余裕ができたらWordPressと並行稼働ができるか調べて、並行稼働できるようならconcrete5を勉強したいと思っています。
情報量が少ないので、ちゃんとした解説サイトを立ち上げれば、結構アクセス数を稼げそうな気もしていますし、concrete5自体出来が良く、楽しそうなアプリだと思っているので、自分でPHPを覚えてプラグインを作成して公開したい!的な願望も持ってます。
この記事だけでconcrete5は使えないと思わないでくださいね。

アイキャッチ画像に使用した、concrete5のアイコンは公式サイトより。
concrete5® は PortlandLabs および、コンクリートファイブジャパン株式会社の登録商標です

又、WordPressのアイコンはCC 3.0ライセンスで配布されているVectorgraphit作の画像を使用しています。(Download from Flaticon.)

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