『ドリフターズ』 wktk度10.0

2016年10月放映の全12話。wktk度は文句なしの10.0。


©平野耕太・少年画報社/DRIFTERS製作委員会
アニメ「DRIFTERS」公式サイト

原作は平野耕太で、現在も少年画報社の『ヤングキングアワーズ』で連載中の漫画。
管理人は平野耕太ファンなんで高得点を付けがちだけど、今回もひいき目抜きで満点の10.0。

元々、2016年10月の放映終了後に全12話分視聴完了済みで、その時も wktk度は10.0でしたw(TV版視聴時は紹介記事を書いてない頃だったんで・・・)
2017年12月に AbemaTV で13、14話が OVA 版として放映されたついでに 1 ~ 12話観直したんでこのエントリーを起こしてみました。

この『ドリフターズ』は一言で言えば異世界転送物。
ただ、他の異世界系の作品と最も違うのは転送される登場人物が『実在した歴史上の人物』である点だと思います。

主人公は『島津豊久 (シマズ トヨヒサ)』Wikipediaでは 1600年の関ヶ原の戦いで討死。と記述されていて、『ドリフターズ』でもその関ヶ原の戦い『島津の退き口』でのシーンから始まります。
その後異世界に飛ばされるんですが、飛ばされた先の異世界はエルフやドワーフ、ドラゴンやケモナー等の亜人(デミ・ヒューマン)が住んでて時代設定的には中世ヨーロッパ辺りと言うRPG系異世界物ではよくある感じ。

関ヶ原から瀕死の状態でこの世界に飛ばされた豊久が目を覚ますと、目の前には『第六天魔王 織田 前右府 信長 (ダイロクテンマオウ オダ サキノウフ ノブナガ)』(本人)と『那須 資隆 与一 (ナスノ スケタカ ヨイチ)』(本人)の2人が居るという超展開w。

この異世界にはこの3人以外にも『こっちの現実世界』から同じように転送された人が居て『漂流者(ドリフターズ)』(以降 ドリフ)と呼ばれている。
そして転送されて来たのはこの3人が初めてと言う訳じゃなく以前から何人ものドリフが転送されていて、異世界の住人も大して不思議には思ってない感じ。

さらに、転送されてるのはドリフだけじゃなくて『廃棄物(エンズ)』と呼ばれる「『こっちの現実世界』で怨嗟の中で非業の死を遂げたと言われる歴史上の人物達」がドリフの敵対勢力として出て来ます。

エンズの首魁は「黒王」。率いる配下は『怪僧 グリゴリー・エフィモヴィチ・ラスプーチン』や『オルレアンの乙女 聖女 ジャンヌ・ダルク』等の豪華メンバー。
廃棄物側トップの「黒王」は常にフードを目深に被ってて顔が隠れてるため正体不明。
正体についてのヒントは色々な描写からある程度予想は出来るけど現時点(2018年2月現在)では原作でも明かされてないんで作者がタネ明かししてくれるまで待つしかない感じ。
黒王 正体」とかで検索すると予想してるサイトが幾つか見付かるんで読んでみるのも良いかもしれないですね。

黒王の正体も気になる所だけど、上で紹介したのは登場人物のごく一部なんで、ドリフ・廃棄物双方ともまだまだ歴史上の人物が登場します。
加えて、史実の逸話にヒラコー風のギャグで味付けしたエピソードが多数あって笑えて楽しめる点や、何と言っても『その異世界』に存在しないオーバーテクノロジーを持ち込んだ後の世界の変化等、楽しめる点満載の作品です。

原作が続行中のためラストまで一気に駆け抜けれないのが唯一残念な点ですが、それを置いても楽しめる作品だと思うので、画風に拒否反応が出なければ是非観て欲しいと心から叫びたい作品です。
ヒラコー作品をまだ観たことが無いんであれば一度体験してみてはいかがでしょう?
損はさせないと思ってます!

そして、この『ドリフターズ』を観て面白かったと思ったなら続けて前作『HELLSING』もあわせて観て欲しい作品です!

HELLSINGも「wktkできるからこのアニメは観とけ!」ってエントリー紹介してるんであわせて読んでもらえると嬉しいです!

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